展開起こるまでのフリが長いなぁ~と思いましたが、アレがあっての後半からの悲壮感が活きるんでしょうね。。韓国映画共通でもありますが。
シングルマザーのチョン・ドヨンの息子がある日誘拐されてしまうお話。その後、2転3転厳しい展開が待ってます。
完全なるダークな映画になりそうな所をソン・ガンホというお茶目なキャラが一応マイルドにしています。
どんどんチョン・ドヨンの精神が崩壊していく様は凄くてカンヌで主演女優賞を受賞したのは納得!(グランプリが『殯の森』だったのは謎)
やっぱりこんな時、宗教に目覚めちゃうんでしょうかね…信仰心を皮肉ってるようにも見える描写もあってとことん攻めてます、この映画!!
キョーレツな印象を与えつづけた作品ではありましたが、精神的なテーマが占めてるのでちょっと苦手なジャンルだったかも知れませぬ。。