2014年一本目。実家間の移動で。「救い」がテーマ。宗教自体が抱える矛盾、限界を冷静な視点で取り扱っている。宇多丸をして傑作と言わしめる映画。伏線の回収がさりげなさすぎて素人には判明せず。もう一度観…
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話はまだまだ終わらない (長文)
主人の故郷へ引っ越してきたシングルマザーと息子がえらい目にあって壮絶な人生が幕を開けるって話。
物語の筋道は驚くほどしっかりしているのに、
主人公のシングル…
神様の存在を信じてる?…答えはYes。じゃぁ、神様を身近に感じる?…答えはNoだ。
不平等に生まれて、生きて、死んでいくから、神に祈りも願いもする。悪いことばかりじゃないし、信じられない奇跡もある…
見てて胸が苦しかった。
何かにすがりつかないと生きていけない状況の中、救いを求めたのは神。
そしてそれに裏切られる。
天を睨みつける彼女の顔が忘れられません。
救われず、赦されず、赦すこともできな…
Wikipediaによると、韓国国内のキリスト教信者は人口の3割を占めるそうだ。そう考えると、今作は問題作だろう。イ・チャンドン監督のことを江頭2:50はドSで、韓国の団鬼六と称していた。なかなか面…
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