シークレット・サンシャインの作品情報・感想・評価

『シークレット・サンシャイン』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

[究極の喪失]

 かなりあざとい所もあるが、なかなか良かった。

 子供がいると、子供がこういう形になる映画は嫌なので、観たくないと思っていた。けれど、イ・チャンドンの映画だからまた観ようと思…

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夫を交通事故で失い夫の故郷へと引っ越したシネとジュン親子は幸せに暮らしていたけど、息子のジュンが殺されて心を痛めて失意の最中に近くの教会へ入り、集会や布教活動に専念して、平穏を取り戻そうとしたが、息…

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ゆき

ゆきの感想・評価

3.9

目には見えない

交通事故で亡くした旦那の故郷に息子と移住したピアノ講師。母であり、女である一人の人間の変化を追う。

笑い方が下手になっていく彼女はどこに行きつくんだろう。
人生は起承転結とは綺麗…

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信仰とはなにか。夫を交通事故で亡くし、息子二人と夫の地元に住むことになった妻が、あることをきっかけにキリスト教系の新興宗教に入信します。それで最初は救われていると感じていましたが、これまたあることを…

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魂を鷲掴みにされる映画体験。

本当の意味での救いとは?赦しとは?
そして、世俗的宗教の持つ基本構造の矛盾、限界、無力さを描いた作品。

橋口亮輔監督の作品(ぐるりのこと、恋人たち)を観た時に感じた…

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亡き夫の故郷で心機一転ピアノ講師として新生活を始めるが…。
愛する息子が誘拐されるという事件が発生。そこから主人公は精神的に追いやられ、もともと無宗教だったのに、救いを求めて教会の門を叩く…

なん…

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Hisako

Hisakoの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

大切な人を失った痛み、そんな自分に目もくれず、今までどおりに流れる他の人たちの日常の残酷さ、早く乗り越えたくても、時間が経つことでしか癒えることがないであろう喪失感。身近な人の死を経験しないとわから…

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etcetera

etceteraの感想・評価

4.2

イ・チャンドン、ずーんときた。信仰心を持ち合わせない身でも、神に救われたと歓び歌う人々の表情にはちょっとグッとくるものがあり、宗教のすべてを否定はできないなと思いながらも、その綻んだ糸を引き始めると…

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YOMO

YOMOの感想・評価

3.0
信仰とは何か。
許すとは何か。

私がシネならどうなるだろう。
韓国映画面白い。

同じイ・チャンドン監督作品「オアシス」も
すごく良いよ。
カンヌ作品、女優魂。
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