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11人のカウボーイのotomのレビュー・感想・評価

11人のカウボーイ(1971年製作の映画)
4.8
ほのぼのボーイスカウト体験記と思いきや、予想を遥かに超えたハードっぷり。ドッシリと構えて決して誇りを失わないジョン・ウェインから次世代へ大事なモンの継承をきっちりしっかり描く。頼りないカウボーイズから最後は厳しい眼差しを取得したカウメンズへと成長する旅路でかなり熱い。途中退場できるジョン・ウェインの器のデカさと相まって非常に良い脚本。と、旅先での女房役のロスコー・リー・ブラウンの作る飯がどれも美味そう。'70年代初頭にしてジョン・ウィリアムズ節が完成された劇伴も良かった。
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