Jimmy

天使も夢を見るのJimmyのレビュー・感想・評価

天使も夢を見る(1951年製作の映画)
3.8
川島雄三監督作品だから観たのだが、佐田啓二と鶴田浩二が野球をしている親友どうしという場面から始まる。こうした意外な風景が見られるとは思わなかった。

映画の展開としては、会社の社長(河村黎吉)とその会社に勤める友人どうし(佐田啓二と鶴田浩二)、そして社長令嬢(津島恵子)と佐田啓二の旧友女性(幾野道子)を中心に、社長令嬢の見合い話、野球嫌いの社長の話などが描かれる人間ドラマであった。

川島雄三監督の洒落た雰囲気が感じられる作品であり、気軽に楽しめる娯楽作であった。
なかなか楽しい「昭和」を感じられる映画だった。
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