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高校三年生のmitakosamaのレビュー・感想・評価

高校三年生(1963年製作の映画)
2.4
スカパーにて。
舟木一夫の歌をイメージした物語とのこと。でも舟木一夫が主役じゃ無いんかーい!
というか主演も余りよくわからない。
ヒロインが、姿美千子で相手役の男が倉石功だって。

ヒロインは問屋の名家で祖母が強権を発し、娘の恋愛に封建的に口を出す。
姉の家出を応援するヒロインの想いの移り変わりが話の主軸だ。

そもそも、全体的に物凄い気持ち悪い。
PTA的な人種の理想とするような、健全すぎる高校生の姿が余りにも現実離れしている。

姉と恋人が喧嘩したあとに仲良く布団でイチャつくのを見て動揺するヒロイン。
その恋人の弟に「男なんて不潔よ」と言い、言い争った挙句に告白しあう。

健全な高校生には性欲なんかあってはイケナイ様な倫理観。んな訳あるか。

自分の家のメンツを重んじ傲慢な祖母も、可哀想な人と捉えちゃう。不自然だなー。

こんな時代に産まれてたら、首括ってたかもしれん。それくらい気持ち悪い。
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