““男の中に眠りし「血」の記憶が今蘇る!””
クローネンバーグ版『ジョン・ウィック』
彼の作品らしからぬ癖の無さで、万人が楽しめる良作になっている
しかし流石のクローネンバーグ、緊張感が別格。
2度ある濡れ場の対比や、ラストシーンは見事。
ハワード・ショアの音楽も最高のスパイスになっていた
ぐいぐいと引き込まれる構成で、90分間が一瞬に感じる。
爽快感あるアクションシーンも楽しい
映画の前後半のヴィゴ・モーテンセンの演じ分けも素晴らしかった。目で語る演技に注目
…気持ちの良いテンポ感と骨太な描写が楽しめる良作娯楽映画です