みんと

パリのランデブーのみんとのネタバレレビュー・内容・結末

パリのランデブー(1994年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

第一話 7時の約束
面白い!!脚本が最高に良くできてる。人生、勘違いや思い込み、偶然の連続なんだろうな。自分にとって最高の何かを逃してしまってることもあるんだろうな、、。でもそれもまた良い人生。なんて思えるエピソード。

第二話 パリのベンチ
他のエリックロメール作品でのレビューでも書いたが、ほんとに嫌われる覚悟で言うと、彼の作品の最低な女には共感できてしまう、、、。「彼がいなくなったらあなたは必要ない」の真意に共感できてしまう女性は多いのでは、と個人的には思う。

第三話 母と子1907年
恥ずかしいくらい何もかもうまく行かない1日ってあるよな、、。でも彼の最後の「それでも今 日一日まったく無駄ではなかった」のセリフに救われる。これは、夢物語ばかりじゃない現実の苦悩や人間の醜い本音を喜劇として描く監督自身の言葉のように感じた。
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