☆パリの若い男女に起こる恋愛を、シンプルでアートな雰囲気で3つ並べたオムニバス映画。
☆女の浮気に、男の浮気、パリの小悪魔な女とひたすら追いかける男、ありきたりな恋愛模様だがなぜかずっと観ていられる魅力がある。
☆ロードムービー的に、パリの名所の景観や情緒ある街路、緑豊かな点在する公園や美術館が登場して、旅しているかのようなリアルな映像の撮影方法で、わくわくする。
☆特にラストの「母と子」では、ピカソの色んな絵画や主人公の描いた絵で溢れるアトリエを背に、芸術的議論を繰り広げていて、パリらしさが光っていて良かった。
☆真ん中のストーリーでは、パリにきた旅行客になりきるシーンがあり、今までにありそうでなかったプロットだった。
☆音楽がなく無音で、カットが少なく流れるような編集は独特で、お洒落で斬新な雰囲気があった。
☆ヒロインたちはトップモデル並みに華奢でスタイルが良くて、フレンチシックやポップな洋服がよく似合っている。
☆去っていく女性は、皆人一倍魅力的に見える。
