たき

未来の想い出 Last Christmasのたきのレビュー・感想・評価

未来の想い出 Last Christmas(1992年製作の映画)
2.5
メリークルシミマス!←また苦しんどるやないかい。

せっかくのクルシミマスということで、それっぽいお話を、とおもたんですが、ぜんぜんそれっぽくなかった。というかまさかのタイムループモノでした。

運命て、なんか都合よく使われるときが多くて、若干かわいそうに思えた時期とかありましたですね。
でもどんなに先行きが見えなくても、だいじょうぶな運命なんだと思えれば安心できるし、どんなにつらいことがあっても、これが運命だったんだと思うことができればあきらめもつくだろうし。
それでこの先も生きてゆけるのであれば、運命さんもよろこんで都合よく使われるんでしょうか。←なんで擬人化。

でもうまく言えないですし、またそんな精神論ゆうてるからだめなんだとか言われそうですが、なんだかんだ、望んだ世界をつくるためにはまず信じることから、というのは確かではあると思うのですね。
世界をつくるためには、ひとそれぞれの行動が不可欠で。
行動を起こすのはひとの意志であるわけだからして。
そういう意味ではやっぱ、この先の何もかもが決められてしまっているという思考停止は、夢みる世界中の人たちの敵にしかならないのだろうなあ、と。

ごめんね、運命さん。←擬人化やめろ。

清水美沙と工藤静香がすこぶるお美しいですな。
個人的にはあまり演技力は気にならなかったりするんですが、それでもちときつかった。ほんのちこっとですが。ほんのちこっと。

橋爪功が若い。
たき

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