にっきい

人間革命のにっきいのレビュー・感想・評価

人間革命(1973年製作の映画)
3.0
物凄く真面目な映画なのにおっぱいは出て来ます。

大昔子どもの頃父親に連れて行ってもらった映画の中の1本。

創価学会第二代会長戸田城聖の半生の話し。
これは創価学会3代目会長池田大作原作の小説の映画化なんですが、何故この作品を観に行ったかと言うと、うちの妹が子どもの頃ネフローゼに患っていたんです。
助からないと言われてて両親は妹の病院に付きっきり。
両親不在なので母方の祖母に育てられてました。
そんな時母親は神にすがりたかったのでしょう、創価学会に入ったんです。
と言っても熱心な活動はしてなくて聖教新聞取ってるくらいでしたが。
因みに完治して妹は今でも元気です。
原作は読んでませんが映画は田中友幸製作、橋本忍脚本、舛田利雄監督で東宝で撮られてるので、宗教色はそんなに濃くは無いです。
キャストも丹羽哲郎、芦田伸介、名古屋章、渡哲也、仲代達矢と超豪華。
この辺も幸福の科学の映画とは違い一般向けに撮られてるところ。
前半戸田城聖が釈放されて事業を立て直し、そして解体してしまった創価教育学会を再建しようとするまでは面白かったんですが、中盤の逮捕の回想からがちょっと退屈だったかも。
日本で宗教弾圧と言えばキリスト教が有名ですが、戦時中は天照大神を唯一神として他の宗教を弾圧してたのは知りませんでした。
クライマックスは勉強会で戸田城聖(丹羽哲郎)が十界論の講義をするシーン。
丹羽哲郎の圧巻の熱弁。
笑いを交えて分かりやすく説明してました。
チャンバラシーンや東宝お得意の特撮も盛り込まれた見応えのある娯楽大作なんですが、さすがに2時間40分は長いです。

この前大阪で映画観て京都に帰ってくる時の話し。
阪急電車に乗ったんですが、紺のワンピース着てらっしゃるオシャレな感じのおばさまが、肩から赤のニットを掛けてられてたんですが、タスキみたいに斜めにかけてるんです。
オシャレには見えないんですけど。
(数日後朝の情報番組でこの襷掛けみたいなのがオシャレだと言ってました)



*********鑑賞記録*********
鑑賞日:1973年
鑑賞回:覚えてない
劇場名:どこでしたっけ?
座席情報:自由席
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:160分
備考:過去鑑賞記録
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