電気羊

モスラの電気羊のレビュー・感想・評価

モスラ(1961年製作の映画)
4.2
モスラってあまり強そうではないが、実は最強の怪獣王ゴジラになにげに勝ち越しているほど強いのな。主に幼虫の方だけど。
本編の前に当時の予告が流れたのだが「恐怖の大怪獣!幻想とスリル!怪奇と戦慄!幽玄の大ロマンス!地球の興亡を賭けた死斗!空前のスケール、スペクタクル!超弩篇!世界に誇る東宝の特撮陣!」とレトロで激熱なキャッチコピーに高揚した。

インファント島で発見された超人類=小美人は、アメリカ人のネルソンにより見世物として連れ去られる。
だが、小美人はインファント島の守護神モスラとテレパシーで唯一意思疎通できる巫女でもあった。

「モスラ―や、モスラ―」と、小美人はモスラ召喚の歌うを呼ぶのだが、ネルソンは迷惑なことに小美人の歌謡ショーとして東京で興行を始める。
案の定、モスラの幼虫は東京に上陸し東京タワーに繭を貼るが、自衛隊のメーサー砲を受けて繭は炎上。モスラを倒したかと思われたが、繭から成虫が羽化し小美人探索に飛び立つ。

モスラの羽ばたく風圧により、甚大な被害を被る世界の大都市。
日本政府は、小美人にインタビューしたことがあるジャーナリストたちへ、小美人をモスラへ返還することを依頼し、モスラの脅威をなくそうとする。
かくして、小美人を連れ逃走していたネルソンはアメリカの警官隊の発砲により射殺。小美人はジャーナリストたちにより保護、空港に降り立ったモスラへと無事引き渡され、モスラとともにインファント島へ帰還するのであった。
めでたし、めでたし。
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