だい

モスラのだいのレビュー・感想・評価

モスラ(1961年製作の映画)
3.1
よく考えたらモスラってさ、
老若男女問わず誰でも知ってるのすごいよな。

20歳そこそこの子でも、
映画に興味ない人でも、
特撮に興味ない人でも、

なぜかみんな知ってる。

ゴジラはずっと新作出続けてるからわかるけど、
モスラなんて新作は25年くらい前にたいして人気出なかったの3本作ったくらいでしょ?

でもみんな知ってる。
しかもモスラ~~~ヤ!!!!!の歌もセットで知ってる。

これもう、ドラえもん級じゃね??

ただしみんな本編は観たことない。



ということで、
ワタクシもアラフォーとして大事な日本文化教養を身につけるべく、
人生初のモスラ体験をしてみました。
ドキドキ初体験。


おおおおおお!
これが本物のモスラ~~~ヤ!!!かぁ!!!!

ザ・ピーナッツってめっちゃ歌上手いんだな!
アイドルみたいな感じだからもっとアレ(どれ)なのかなと思ってた。


そして何故か日本語を喋る小美人(笑


ものの解説を見たら、

「テレパシーで日本語を習得できる」

いやいやいやいやいや、
絶対初出であろう単語も使いこなしとるやん!!


とりあえずモスラは見た目がやばいです。
気持ち悪い。
やっぱり虫は無理よ涙


ストーリーはゴジラより全然全然全然面白い。
全然を3回も書いたくらい。

文明化されていない地域での環境破壊や、
未知なるものを見世物にして金を稼ごうという欲へのアイロニーが利いてる。

後者は1933年のキング・コングと同様の筋だけど、
ゴリラよりも小さい女性のほうがさすがに悪人感出るね。
よし、見世物にするならゴリラにしよう。


過去の特撮映画のいいとこ取りでプロット組み立ててるから、
誰でも楽しめる安定感はめっちゃある。
それなのにゴジラほど人気が出なかった理由。
それは、あれだな。

モスラの塩ビ人形とか気持ち悪くて子供が欲しがらないわ!!
だい

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