ハレルヤ

モスラのハレルヤのレビュー・感想・評価

モスラ(1961年製作の映画)
3.8
核実験が行われていたインファント島。そこに原住民がいるという情報があり、調査に向かった一団はそこで巨大な卵と妖精のような双子の小美人を発見。とある企業がビジネス目的で小美人を連れ去った事で、卵からモスラが誕生。小美人を取り戻すために日本へやってくる怪獣映画。

今やゴジラなどと並ぶ日本発怪獣の代表の1つ、モスラのデビュー作。物語自体に関しては至ってシンプルなのでここでは割愛。初めて見たのは子供の頃の30年近く前なのでかなり久しぶりに再鑑賞。

U-NEXTで見ましたが、画質がメチャクチャ綺麗!幼虫モスラが進撃する場面やクライマックスでの成虫モスラの飛行場面で、街が吹き飛んでいく様子は画質が上がっても古臭さが感じられません。

円谷英二率いる特撮チームの精巧なミニチュア作りはやはり職人技と思わされるプロの仕事。それを強く感じるものでした。

「空の大怪獣ラドン」でも思いましたが、見返してみるとモスラが出てくるまでがやはり長い。成虫モスラも映画開始から1時間経ってから。わざと焦らしてるのか、予算の兼ね合いなのかは分かりませんが、そこがちょっとマイナス。

日本のみならず終盤では外国まで行って、何もかもを吹き飛ばすモスラ。インターナショナルな活躍がこの時から見れましたね。今年公開予定の「ゴジラ×コング 新たなる帝国」でも参戦が決定していて、今度はどんな形で楽しませてくれるか期待したいと思います。
ハレルヤ

ハレルヤ