郁哉サム

ロボコップの郁哉サムのレビュー・感想・評価

ロボコップ(1987年製作の映画)
4.3
不急の名作、その第1作目。

【ポール・バーホーヴェン監督のセンスが光る未来系作品】
ターミネーターやタイムマシンに夢を見ていた時代にまた、"ロボ+刑事"という組み合わせもあり得るのではないかという社会派的な要素も含む。
昔、アメリカで路上犯罪が横行してた時とぴったり噛み合っている。

【ただのジャリ版ではないのだ】
一見すると日曜の朝にやってる子供向けヒーロー作品に見えがちだが、ロボコップが自分はかつてマーフィという現役の刑事で殉職したんだと知る所が非常に奥深い。
大人になるとロボコップ側の気持ちにもなれる、何度見ても飽きない作品だろう。

【小さい頃のトラウマ…】
敵の1人が有毒廃液にまみれて皮膚が溶けていく姿に非常に恐怖を覚えた(笑)
あとは意外と血の飛び散り方や使い所がリアルなのがバーホーヴェン監督の色と言っても良いのかもしれない。
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