熱さが嫌なら、台所に入るな!
ポール・バーホーベン監督 1987年製作
主演ピーター・ウェラー、ナンシー・アレン
勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
昨日、7月18日はポール・バーホーベン監督の誕生日でした。
色々あって、昨日のレビューは出来ませんでした……。
ひとつは、仲良しのレビュアーてるるさんに教えてもらったイオンシネマのワンデーフリーパスポートを利用したからです。
なんと、1日2500円で映画見放題。ドリンクも飲み放題ですよ、皆さん!
僕は昨日、朝イチから行って、映画5本とドリンク6杯飲んできました(笑)
映画は
「ライド・ライク・ア・ガール」
「アンチ・グラヴィティ」
「透明人間」
「今日から俺は!」
「千と千尋の神隠し」
です。もう、全部面白くて幸せ💞
映画館に13時間もいました(ˆωˆ )フフフ…
映画好きの夢よね( ˘ ˘ )ウンウン
しかも、イオンなので飲食するところもあって、移動がないからとっても便利。駐車場代も出て、こちらの方が心配になったよ。
普段はトイレの心配もあるし、飲み物とか飲まないんですが、がぶがぶ飲んじゃった( ¯−¯ )フッ
今月いっぱいなので、また行きます( •̀ω•́ )و✧
そして、2つ目は、前回レビューした通り、三浦春馬くんの突然の訃報を聞いたからです。映画の間にメールの速報で知りましたので、そのレビューを優先しました。゚( ゚`ω´ )゚。
それでは映画を……
っと、その前に……
【ポール・バーホーベン監督】
1938年7月18日、オランダのハーグで生まれました。昨日で82歳。
ナチス・ドイツ占領下のハーグで生まれたため、幼い時はかなり辛い戦争体験をしたそうです😂
1960年代に同じオランダ出身の俳優ルトガー・ハウアーに出会うんですね。でも、「ロボコップ」以前の監督作、1本も観ていないんだよなぁ……(´Д`*)ノ
1985年の「グレート・ウォリアーズ」からアメリカに渡り、今作「ロボコップ」や「氷の微笑」、「スターシップ・トゥルーパーズ」と次々話題作監督しましたね。大好きです( ˘ ˘ )ウンウン
さて、映画です。
オープニングのワールドニュースのくだり、「スターシップ・トゥルーパーズ」かと思った(笑)。監督の原点ね!
必ず風刺を込める。
この演出、監督、大好きなんだな( ¯−¯ )フッ
舞台はデトロイト市警
やっぱりデトロイトは治安が悪い😓
男女一緒に着替えるのは監督の趣味?
警察も民営化されてオムニ社の経営下に。
このあたりが皮肉効いてるよね。
そこに転任してきたのがマーフィ
演じるのはピーター・ウェラー
ロボコップにはもちろんピーター・ウェラー本人が入っているんですが、あのロボコップの歩き方は、ピーターにしか出来なくて、スタントが代われなかったとか。装着に10時間もかかるなど、相当な苦労、凄いよね!
そして、ナンシー・アレンが演じるのはマーフィの相棒アン・ルイス。でも、「あぁ無情」は歌いません(笑)。
女性の相棒ってのがいいんですよね。時代を先取り!しかも、ナンシー・アレン大好き😙
今度「抱きしめたい」のレビューしようっと(*˘︶˘*).。.:*♡
オムニ社では2つの機械警官の計画が。
そのひとつがロボコップ。
もうひとつがED209です。
こちらは完全なロボット。
まぁ、1987年の映画ですからね。
動きはギクシャクよ。
誰ですか?「アイアンマン」と比べてるのは……
それにしても、ED209が役員を誤って殺す場面のバイオレンス描写の凄まじさ。
開発者のディック・ジョーンズを演じるロニー・コックスは「トータル・リコール」でもコーヘイゲン役で悪役でした( ¯−¯ )フッ
何度観ても、マーフィが撃たれるシーンの残酷さったらハンパない!
衝撃😱
Twitterで「私に衝撃を与えた映画10選」ってタグで紹介されている作品がありますが、僕はバイオレンス描写って意味では今作が10本には入るなぁ……。
ディレクターズカットは更に強烈!
でも、その残酷さがあるから、後半のカタルシスも生まれるんだよね( ˘ ˘ )ウンウン
犯罪集団のリーダー、クラレンス・ボディッガー役はカートウッド・スミス。ちょっとジャック・ニコルソン入ってて、強烈な印象を残しましたよね。
ロボコップ誕生
でもね。
なんと言っても素晴らしいのは、あごだけで、ちゃんとピーター・ウェラーだって分かるところです。
もちろん、拳銃をウェスタン風にクルクル回したり、車の運転の仕方も、元のマーフィの癖がちゃんと出ているから、分かるけど。細かくてさすがですよね!
今作「ターミネーター」の3年後の製作で、もちろん「ターミネーター2」は誕生していません。
ロボコップの戦闘シーンは、ターミネーター的でしょ?ターミネーターをもっとバイオレンスチックに撮るとこうなった!って感じよね( ˘ ˘ )ウンウン
今作が成功した一番の理由は、ロボコップを着ぐるみにしたことです。シュワちゃんが演じたターミネーターのように本人が演じられるならいいけど、シュワちゃんは唯一無二なので。でも、スケルトンにしちゃうとお金も手間もかかるよね。
着せてしまったから動きが自然になったんですよ。あとは、ピーター・ウェラーの努力。
それに対して、ED209はロボなので、動きが不自然。それでも特撮を頑張ってましたよね。僕はレイ・ハリーハウゼンっぽくて好きでしたよ( ˘ ˘ )ウンウン
特撮を担ったのはロブ・ボッティン。
流石の仕事でした!
最後、きっちりと勧善懲悪で、本当に好き。
あ~、楽しかった(ˆωˆ )フフフ…
82歳にしてまだまだお元気なポール・バーホーベン監督。おめでとうございます🎊