春とヒコーキ土岡哲朗

ゼブラーマンの春とヒコーキ土岡哲朗のレビュー・感想・評価

ゼブラーマン(2003年製作の映画)
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退屈な日常から抜け出す快感。

主人公は、父親としても教師としても虐げられているダメなオッサン。そんなオッサンの趣味は、ゼブラーマンのコスプレ。「ジュース買いに行っちゃおうかなぁ、この格好で」と屋根から飛び出すが、地面に激突し小銭をばらまく、何のカッコ良さもない人間。
そして蟹男との遭遇で始まる意味不明なバトル。急にパワーが使えるようになるが、なんかもう説明不要。わかんないけど面白い。

エンディングはハイロウズ、「日曜日よりの使者」。この歌ともマッチした、スーパーヒーローじゃない普通の人が退屈な日常から飛び出す爽快さのある話。