ブレイブハートのかりんとうのレビュー・感想・評価

学校で習う世界史は勝者側から見たもの。イングランド王がスコットランドと戦ったと書いてあれば、スコットランドが抵抗勢力のような感じがする。実際にはそうでなくても。この映画に関しては、現状スコットランドがイギリスの一部になっているので、負けた側からの歴史だということは最初からわかる。しかしこの映画の問いかけるものは買った負けたの話ではない。「人はみな死ぬが、本当に生きるものは少ない」。各々が自分の胸に問いかけるべき言葉だと思う。