とーるさんし

現代インチキ物語 騙し屋のとーるさんしのレビュー・感想・評価

現代インチキ物語 騙し屋(1964年製作の映画)
3.8
開幕、伊藤雄之助の話す口のアップで「喋り」の映画ですよと宣告。ともかく金、金、金の受け渡しを克明に描くリアリズム。

この頃の増村は画面内を物で埋め尽くして被写体に視線を集中させるがそれが昆虫観察のような効果を毎作生んでいて興味深い。

ラストカットが妙に長いんでバグったかと思った。
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