愛についてです。
これが愛じゃなかったら何が愛だってんだよ。
涙と鼻水垂れ流しながら観ました。
何よりも、塚本監督のCoccoという女性に対する愛が詰まってる。
別に僕はCoccoの大ファンてわけではないけど、ひしひしと愛を感じて嗚咽が出ました。
エロティックでグロテスクで混濁していて傷つけて傷つけられて酷いことをしてされて。
それでいて、虐待や戦争やDVのような暴力に対して強烈なNOを突きつける。
漠然とした不安に苛まれながら、尊厳を傷つける恐怖を感じながら、なんとかしてそれと戦っていく強さも描かれている。
沖縄がある種のユートピアとして描かれているのも表現として非常に美しく感じた。
芸術としても物語としてもここまで高い次元で成立している作品はなかなかない。
特にラストシーンは変な声出た。