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絞殺のRのネタバレレビュー・内容・結末

絞殺(1979年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

はからずしてATG作品に当たると入りからニコニコできるな。

爆音格好良すぎる。

過干渉な母親。甘ったるくて重苦しい感じが本当に気持ち悪い。
彼女の死を野次馬精神で面白がる無神経な父親。恋愛関係を知らない/ただのクラスメイトだと思っていたとしても息子の心配が先に来るべきだろう。

期待通りに育てられたんだから反発くらいして当然。気持ちも知ろうとせず、話し合いに持っていかずに「気狂い!」だなんて応戦して終わりなんだから親のレベルが低い。これは勉さんが可哀想。

病院任せなのも、悪手ではないけど外注すりゃいいってもんじゃないし。甘やかしてなぁなぁにしようとするから息子が威張り腐る。
コミュニケーション能力の低さは罪だ。

ここからクライマックス。
無音も格好いい。

エディプスコンプレックスが加速してから私の理解を超えた領域に入ってきた。
一連の事件と恋人の死が劇薬すぎたか?「人の死」が選択肢にある状態になっている。

全て夫のせいにして自分は息子の味方だと思い込んでいる母親。
息子のベッドで自慰をするな!!!!!!!!

寄り添うべき時に寄り添って、叱るべき時に叱るのって難しいね。

すっかり参ってしまった。
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