ロバート・デニーロ連チャン鑑賞。
"浪人"というタイトルがちょっと勿体無い感じだが、ロバート・デニーロとジャン・レノのバディものという点で、なかなか見応えがあった。
M.I 7でトムがローマの街中を手錠嵌めたまま激走していたが、本作では、パリの街中のカーチェイスが観られる。これがなかなかの迫力で、特に逆走シーンは特筆モノ。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなどのステラン・スカルスガルドのあのちょっとワルな感じもなかなか良かったが、ショーン・ビーンの扱いがアレで良かったのか?との驚きもある。
M.Iもそうだが、この手のアクション作品は他にいいものが多いので、本作の評価が上がらないのは仕方ないか。ラスボスの弱さとか、対象物の中身が分からないことなどのモヤモヤ感が残った。それでも、デニーロの万能感とジャン・レノとの関係はよく描かれていた。