コブラ

RONINのコブラのネタバレレビュー・内容・結末

RONIN(1998年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

日本人だものやっぱ浪人達の頑張りを観ないと大晦日とは言えないよな。


90sヨーロッパ車ショーケース。

ちょい昔にはダッセぇなあと思ってた90sブーブが何周か人生やり直してみるとメチャクチャカッコ良くみえる。

フランス観光映画でもあるんだけど、歴史ある古き街並みをVFXなしでリアルに破壊し尽くす、やり過ぎカーアクション&爆破アクションのそのヤバさは、CGIに慣れまくった今に観る方がそのヤバさが理解できる。加えて物語も男臭い古式ゆかしい語り口で、初見時はなんだかなぁと思ってたけど歳を重ね観てみるとコレが渋味であると解る。

時間をおいてもう一度接してみる

ってのは万事に言えることよな。2023年のスローガンにしよ。


ストーリーとしては結局何のために皆んな頑張っていたのかよくわからない作り。いわゆるマクガフィン攻防戦。

結局デニーロはRoninじゃないじゃん!ってオチですが、劇中でも語られる「忠臣蔵」ってのは忠誠心の帰属とは、、、みたいな話でもあるんでまあええやろ。


変わった銃が沢山出てくるのはヨーロッパと、ハリウッドではプロップガンの仕入れルートが全く違うからなんだとか。


関係ないけど、マイケルベイが「6アンダーグラウンド」でヨーロッパの街カーアクションで破壊し尽くしたのは未だフランケンハイマーの幻影を追っているのかなぁ、、、とか思ったりしました。
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