少しでもバランスが崩れると
心や身体を支えていたものが簡単にもろくなってしまう。
また、一人だと思っていた中に
自分以外の人がきちんといることを知れたり気付けたら、その人のこれからの生について、前…
神の役に立っていると
ずっと思ってきたけれど
実は自分が救われていたのだと
その事に気づいたヤコブ牧師は
本当に人を救える人になった。
頑ななレイラの心を
ようやく救えたことで
心から安心して
神…
必要とされる事、頼りにされる事、感謝される事、何かに役に立ちたいのすべては、実は逆なんだと、気付く。
救っている様で、救われていたのは、自分なのである。
驕ってはいけない。
人は1人では、人間になれ…
75分と短い作品です。演劇を映画化したのかなと思う様な端的な構成です。
初めは恩赦で出所してきたばかりのレイラが主人公かと思いましたが、
盲目の牧師さんの方に引き込まれます。
まあ結果的には最初の…
全ては自分のために
神のために仕えるという名目の行為も最終的にはすべて自分の生きざまを証明するためだったという北欧らしい深い真意ですね。神に対してではなく自分の使命をやり遂げたときに老人は静かに土…
たとえ自暴自棄になっていても、他人を気遣う気持ちが、自己の心を変えていく。
そうさせてくれる人は尊い人だ。牧師とっての手紙もそうだったのかもしれない。
良い映画でした👍
セリフが少なく演技で…
[あらすじ]
1970年代フィンランド。
終身刑で服役していたレイラは恩赦により出所し、山奥で暮らす盲目の牧師ヤコブの手伝いをすることになる。レイラの仕事は、ヤコブの元に送られてきた手紙を読み、ヤコ…
75分という映画としてはかなり短い尺の中で、伝えるべきことはすべて伝えている非常にシンプルだが力を感じる映画。
北欧映画はどことなく、観る者に信仰心を要求するイメージが強いんだが、この映画もズバリそ…