地球防衛ガールズ P9のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

河崎実監督が自身の初監督作のビデオ作品「地球防衛少女イコちゃん」を発展させて制作されたオリジナルSFコメディ作品ということで。率直に言って本作は、とにかく"くだらない"B級コメディ映画でした。土浦真八を演じた片山陽加や水沢一美を演じた野呂佳代をはじめとしたキャスト陣に魅力的なものは全く感じられませんでしたし、お世辞でも上手とは言えないほどの演技には観る気を削がれました。あと、台詞と口の動きが微妙にずれているのでアテレコだったのでしょうか、終始妙な違和感が。そして、特殊精鋭部隊・P9を軸に描かれる物語は心惹かれるようなものはなく、ただただ退屈で面白みに欠けますし、印象にも残らないほど中身がない。良かった点をあげるのならば、エンドロール中に流れるNGシーンやオフショットくらいで、本作はオススメはできませんし、観る価値すらもないに等しいかもしれませんね。ただ、キャストやB級作品目的での視聴ならば需要はあるかもしれませんが。