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出世太閤記のhummingbirdのネタバレレビュー・内容・結末

出世太閤記(1938年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

稲垣浩、宮川一夫のコンビ。データでは113分だけど、残っているプリントは98分

スタンダードの画面の作り方、人の動かし方、撮影の仕方のバリエーション、モブの多さ、スケールの大きさとすごい作品。画像が荒くて残念。リマスターされたものを見てみたい。

この時代でもこんなにいろいろなテクニックがあるのかと驚くんだけど、逆にいうと、後の時代には普通な、作品通してあるパターンを多用する(カット割ならカット割中心みたいな)という感じではなくて、やや不思議。この時代はカットを割ると、同じ被写体のサイズを変えるというパターンが多いのかも。

歴史が苦手、セリフは武士の口調のため、内容はやや難しい。アラカンさんが演じると、豊臣秀吉も切れ者で真面目な努力家に。月形の信長は再現度が高いのではないか(確かめようはない)。
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