すが

ソナチネのすがのレビュー・感想・評価

ソナチネ(1993年製作の映画)
4.0
ストーリーそのものがめっちゃ面白いというよりは、醸し出す空気感とか映像の美しさとか、台詞の少なさとか静寂とか音楽とか、映像がもつ張り詰めた緊張感みたいなのを楽しむ映画って感じがする

ヤクザモードのドライさ残酷さ、無邪気に遊んでる景色の温かさとその中の危うさとか張り詰めた空気がすごい印象的な映画だった。色合いとか明暗が良いな。
暴力的なシーンが多いのになんとなく品格がただよってるのはたけしの顔に知性や品が感じられるからかな

たけし、遊んでる時の無邪気なかお、対話してる時の知的で冷静な顔、人を殺す時の空虚で危うい顔、いろんな表情の表現がすごくて存在感あるなあ

人は死を恐れると死にたくなるっての、印象的な台詞やったな
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