深夜のテレビか何かで見て感動、ディスクを買い時々見返している。
知る人ぞ知る北野武の名作。彼の描く世界観が好きであれば刺さるはず。
ストーリーはごくシンプル。極道の事情で沖縄に抗争の応援に行くがそこにも陰謀が渦巻いていて……というもので、大きなどんでん返しなどがあるわけでもない。というか、この映画はストーリーを楽しむものではない。
静かで、コミカルで、淡々とした日常とそのすぐそばにある破滅的な暴力、それらを包み込む音楽……それがこの映画の全て。
興味があるけど見るかどうか迷っている……という方にはぜひ鑑賞をお勧めする。人生の宝物になり得る作品。
