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ソナチネののーのーのレビュー・感想・評価

ソナチネ(1993年製作の映画)
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新文芸坐って年1でソナチネかかってるイメージあったけど、月1だったんだ。
前DVDで観た時は水責めシーンで妙に興奮しちゃったのを覚えてる。
日本映画なのに海外映画を見てる時のような行間の空き方を感じた。ぼんやりとした「死にたいなー」って気分だけでできたような映画だと思った。
舎弟たちの「この人大丈夫か?」と村川の心配をしてるようなしてないような顔つきが印象的だった。「ちょっ、拳銃撃たなかったっすか今」のところが劇場で一番ウケてて、自分も声出して笑った。
個人的な思い出の記録としては、前日に浅草ロック座のストリップを見たので、生に向かう表現と死に向かう表現の両極を見た感じがあってちょうど良いなと思った。
フィルム上映の画面の荒い感じも、雰囲気に合ってて好きだった。帰りはエレベーターに乗る気にならなかったので階段で劇場を出た。
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