キミシマユウキ

地球に落ちて来た男のキミシマユウキのレビュー・感想・評価

地球に落ちて来た男(1976年製作の映画)
3.5
『美しき冒険旅行』『赤い影』ですっかり映像表現の虜になったニコラス・ローグ監督の代表作。

1970年代当時からバイセクシャルとして公表し、ある意味”異質”な存在として世間に知られていたミュージシャンのデヴィッド・ボウイを主人公に起用したというだけで大勝利です。
彼のミステリアスな雰囲気と妖しげな美しさが役柄にピッタリ。
相変わらずユニークな映像と読めない展開も楽しめるが、やっぱりクセが強いので好き嫌いは別れそう(笑)