二頭女-映画の影の作品情報・感想・評価

二頭女-映画の影1977年製作の映画)

製作国:

上映時間:15分

3.6

『二頭女-映画の影』に投稿された感想・評価

ヨーダ

ヨーダの感想・評価

4.5
すごい、影とdepressionとの相性がとても良い、ガロ的なイメージに近い、影との対置で存在の重さのようなものが増して、その分残る影も重たく感じる
TnT

TnTの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

 影の一人歩き。影は別人のごとく動くし、または壁に焼き付いている。トリック的だが、それだけでないリリシズムがある。寺山作品は見世物という点でメリエスに近いが、トリックだけに止まらないところが良い。高…

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2023.5.20@ユーロライブ(寺山修司映画祭2023「映画監督◉寺山修司」)
影だけ動いているのはどうやって撮ったんだろな

音楽が単調で寺山短編11本ノックのラストにはきついです笑
8

8の感想・評価

3.0
表現主義でやられていたであろう手法だけど,最後種明かしするところはシュルレアリスム的だし,現代的と言えばそうである.
ぬっこ

ぬっこの感想・評価

3.0
縁のあの遊戯と影が切なくみえる。
ラスト実像と重なり撮影所へ。寺山の背中が見えた
影の本心と行動の矛盾 最後の映像制作現場ではあるけど、影と本心が重なってる演出は虚しさがすごかった
影を題材にした作品。
後の映画に影響与えてそうな作品だと思った
運転

運転の感想・評価

5.0
見えないはずの影を見る

それは作り手の影、そして私の影へと引き延ばされる
影だけ動いてたら面白いっていう発想から撮られているけど、構想中に色々影について思案した結果が表れている。
本人による解説を読んで初めて興味深く見れたが、シラフじゃ制作側じゃないと楽しめない。
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