【不寛容なのは監督自身】
オリヴェイラによる反戦映画だが、この監督の抽象的であざとい演出が『永遠の語らい』同様に上滑ってると感じる。ポルトガルの植民地支配否定を謳った、ポスト・コロニアズム映画。
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↓のレビューは。今はもうなくなっってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後に投稿したレビューを。こちらのサイトに移行する際に、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。
☆☆☆★★
ポルト…
ポルトガルの戦争の記憶・歴史。戦争と敗北の歴史を壮大なスケールで綴る.:*♬
兵士をひとりひとり映しだすのも、カメラ目線で話すのも良い。歴史に詳しい少尉が語りだし、それを皆が真剣に聞く。『もっと聞き…
カメラを見つめ、物語る兵士たち。
カメラの存在を明かす事で、映画の虚構性が立ち上がって語られる歴史が歴史劇として演じられていることを強調する。
てことよりも普通に戦闘描写面白いし、最後の病院とかホラ…
コテコテの歴史物だけど(だからこそ?)、オリヴェイラのまなざしは強く感じられる。普段はそこまで金がかかってなさそうな彼の作品群のなかでは比較的制作費かさんでそう。制作時は多分冷戦が終わってなかったん…
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