ノン、あるいは支配の空しい栄光の作品情報・感想・評価

『ノン、あるいは支配の空しい栄光』に投稿された感想・評価

似太郎

似太郎の感想・評価

3.7

【不寛容なのは監督自身】

オリヴェイラによる反戦映画だが、この監督の抽象的であざとい演出が『永遠の語らい』同様に上滑ってると感じる。ポルトガルの植民地支配否定を謳った、ポスト・コロニアズム映画。

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↓のレビューは。今はもうなくなっってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後に投稿したレビューを。こちらのサイトに移行する際に、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。

☆☆☆★★

ポルト…

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Cem

Cemの感想・評価

4.0

ポルトガルの戦争の記憶・歴史。戦争と敗北の歴史を壮大なスケールで綴る.:*♬
兵士をひとりひとり映しだすのも、カメラ目線で話すのも良い。歴史に詳しい少尉が語りだし、それを皆が真剣に聞く。『もっと聞き…

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あー

あーの感想・評価

4.0
オリヴェイラが語る歴史はnon(虚無)
ポルトガルの話だからどれも知らなくて新鮮
『聖杯伝説』ばりの外連味
Akane

Akaneの感想・評価

3.0
non
表も裏もない 
前から読んでも後ろから読んでもnon


記憶にへばりつく記憶
歴史を知ること、受け継ぐこと

スケールも大きくて
自分もまるで目の前で話を聞いているかのように見入ってしまった
過去の戦場シーンのすんげえスケール
現代の戦場シーンのそこら辺で撮った感じのスケール

全く嘘のない嘘

銃撃戦の間を奇声を上げながら横切る手負いの黒人

ラストのカルテのあまりに汚い字
シネマQ

シネマQの感想・評価

4.5

カメラを見つめ、物語る兵士たち。
カメラの存在を明かす事で、映画の虚構性が立ち上がって語られる歴史が歴史劇として演じられていることを強調する。
てことよりも普通に戦闘描写面白いし、最後の病院とかホラ…

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ポルトガルの戦争今昔物語
戦地へ赴く現代の兵士が昔の国について語り、回想される。
武力では何も生み出せないのにそれでも止められない人間の愚かさよ。

ノン(虚無…)

コテコテの歴史物だけど(だからこそ?)、オリヴェイラのまなざしは強く感じられる。普段はそこまで金がかかってなさそうな彼の作品群のなかでは比較的制作費かさんでそう。制作時は多分冷戦が終わってなかったん…

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wong

wongの感想・評価

4.0
思わず見入ってしまう。演出。
歴史物故に、この国の歴史に明るくないため新たな解釈など足されるとその面白さなどが抜群には楽しめていないのであろうが
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