イワシ

モヒカン族の最後のイワシのレビュー・感想・評価

モヒカン族の最後(1920年製作の映画)
3.0
極端なロングショットで捉えられる急峻な岩崖の上で繰り広げられるアクションは、風景と比べて人間があまりに小さいため敵味方の判別がつかず、勝敗の行方よりその場所で撮っているという事実に圧倒される。そしてその事を強調するかのように誰も彼もが落下し飛沫をあげる。

ナイフを構えるウォーレス・ビアリーとセオドア・ローチが睨み合いながら円を描くように間合いを計り、一気にカメラに向かって飛び掛かる場面があるが、このような編集はフリードキン『クルージング』でも見た。
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