花とみつばち

さらば友よの花とみつばちのレビュー・感想・評価

さらば友よ(1968年製作の映画)
4.0
男前アラン・ドロンと共演したチャールズ・ブロンソン。並々注いだグラスにコインをポトン。チャールズ・ブロンソンはフランス映画がよく似合い、ドロンと引けを取らないカッコ良さが魅力的。

アルジェリア戦争から戻る2人の男。バランとプロップ。お金の匂いを嗅ぎ付けバランに付きまとうプロップ。
実はバランはイザベルという女性に横領した債券を戻して欲しいと頼まれ、そこの金庫には大金がありそれを狙っていたのだがある罠に嵌められてしまう…
原作がこの当時活躍中のセバスチャン・ジャプリゾだけあり、内容がかなり複雑であるミステリー。
そこに音楽は大好きなフランソワ・ド・ルーベ。

観ていて最初は2人で何とか大金を物にするストーリーかと思っていた。金庫に結局金は無く酸素が徐々に少なくなり…
自販機の飲み物を買い占めるドロンには笑った。だが、途中から複雑なミステリーへと変化する過程が面白い。
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