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至宝 ある巨大企業の犯罪のtheocatsのレビュー・感想・評価

至宝 ある巨大企業の犯罪(2011年製作の映画)
1.4
ネタバレ
地味で冴えない実話ベース伊企業巨大粉飾劇

要は金がないのにあると見せかけるためケイマン絡みの架空口座を設け、新たな融資を引き寄せようとしたがすべて失敗し破産したイタリア企業の話。

なんだろうね・・強弱をつけた劇的演出より一族企業が負のスパイラルに落ち込みながら地味に崩壊していく過程描写に重きを置いたような印象。
そのせいか緊張感や緊迫感がなく、1.5倍速でも眠くなってしまうかなりだるい展開。

とはいえ、実際に倒産する経過というのはやっている当人たちもどうにもできない”縛り首”の縄にじわじわ締め付けられていくようなものなのかもしれないね


ちょっとびっくりしたのが冴えない顔の経理部長が社長の美人姪っ子とイチャイチャする関係になったこと。なんでやねんっ!!とちょっと憤慨してしまったよ。笑
これがハリウッド映画ならハンサム親父をあてがうところだろうが、本作はその点もあくまでリアルに徹したということだろう。

美人だけど結局悪に手を染めてしまった哀れな姪っ子に1.4の一つ星
自殺した男子には黙とう
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