何が一番印象的かといえば、奥さまの最後の笑顔。ひたすらに輝かしい…かっこよすぎます。
恋愛観に物申すことは山程あれ一旦おいておこう。
女性陣の描かれ方が、言語化できないほど魅力的で…。
特に愛人の嫉…
逝ける映画人を偲んで2021-2022@国立映画アーカイブ
企画;高岩淡(当時の東映京都撮影所長)
原作は檀一雄の私小説的な作品。自身の不倫を奥さんに打ち明けて堂々とそれを小説に
作者の実娘であ…
プロデューサーの容喙なのか、深作監督の昭和のセンスなのか分からんが、井上堯之のスコアが作品にまったく合ってない。寿司にデミグラスソースをかけちゃったみたいな。松坂慶子のパートは全部カットした方が作品…
>>続きを読む奔放で破天荒だから素晴らしい作品ができるのか、全く踏み外さず一直線に平凡なら芸術作品は誕生しにくいのか、感受性が豊かだから感じ取れるものが多すぎて平凡な道を歩けないのか。
いろいろな芸術家の歩みを見…
この時代より前の作家というのはろくでなしが多すぎやしないか。
自分のろくでなし加減を書いて売ってしまおうなんてアタマがおかしいのかとも思うが、それが売れてしまうのもまた問題か。
文豪と言われる人…
主人公の男、家に帰らずに若い女と浮気するという点では悪い男だが、子供には優しいし、奥さんに暴力を振るったりもしないので、割と常識派の人ではないか。
檀一雄の小説は読んだことはないが、檀一雄って多分…
昭和作家のこれでもかという痴情物語
まずオープニングの音楽センスが個人的には気に入らず、音楽は期待できないと悟る。
プロローグのモノクロ風映像は良いと感じる。(主役が子供時代、その父と母の画)
…
このレビューはネタバレを含みます
煩悩に身を焦がし不安の絶え間ないさまを火災に遭った家にたとえて「火宅」という。
檀一雄の自伝的作品で、母と別れ、結婚するも先妻は亡くなり後妻は5人の子供を育てる。
自分は新劇女優と愛人関係になり…
東映