バンバンビガロ

麗しのサブリナのバンバンビガロのレビュー・感想・評価

麗しのサブリナ(1954年製作の映画)
3.0
"Once upon a time"のフレーズで始まることからもわかるように、これはおとぎ話的な物語で、魔法に頼らず自らの力で変身したシンデレラというような話である。
ビリー・ワイルダー作品ではこれまで誰かを欺くための変装、変身という主題が頻繁に用いられてきたが、今回は冴えない田舎娘が都会的な垢ぬけた女性に変わるというポジティブな形での変身になっている。
サブリナがパリから帰国して華麗な逆転劇を演じる所までは面白いのだが、その後の展開はオードリー・ヘプバーンの相手役の王子様を演じるにはハンフリー・ボガートは年かさが行き過ぎてるところなどやや苦しい感じがした。
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