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殺しの接吻のHKのレビュー・感想・評価

殺しの接吻(1968年製作の映画)
2.5
偏愛作『パパはどこ?』(70)に書いたので、シーガル=マザコンつながりでこれ。シーガルは熟女連続殺人を追う刑事で、もちろん犯人はボストン絞殺魔からインスパイアされてる。ドイツ人の配管工に成り済ましたりしてオバハンを襲うのは怪優ロッド・スタイガーなんだが、スタイガーは変装の名人だと自負しており、よってクライマックスの舞台は劇場ということに相成る…とか書いてると面白そうだが、面白くないことはないが原作の面白さには遠く及ばないというのが正直な感想。その原作を書いたのは『明日に向って撃て!』(67)などの名脚本家ウィリアム・ゴールドマンで、なぜ彼がアダプトしなかったのだろう?と不思議に思っている作品なんです。是非、リメイクを。
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