南アフリカの知られざる歴史が分かり勉強にもなる作品。
2時間を超える作品だけれど、展開が早く中弛みすること無く観ごたえある良作。
南アフリカにおいて、アパルトヘイト政策が始まる前に、アフリカーナと呼ばれる白人とイギリス人との対立があり、多くの人々の生命が奪われていたことを初めて知った。
そして、南アフリカにまでヒトラーの影響があったとは。。
冒頭でのアフリカーナの寄宿学校の子供がイギリス人のPKを虐める描写やペットのニワトリを殺すシーンは観ていて辛い。。
PKのセリフ「僕は愛する人や生き物をいつも失ってしまう」に胸が痛む。。
ピート役のモーガン・フリーマンとの二人の関係が凄く良い!
当然のようにクソ看守による刑務所での黒人への虐待は酷い。。
コンサートでの黒人の合唱が魂が宿っているようだった。
若かりし、ダニエル・クレイグがめちゃめちゃイヤなムカつくチョイ役で出てるとは!
【ネタバレ】
↓
あの合唱を聴きながらピートが亡くなるシーンに目頭が熱くなる。。
マリアの葬儀でもどこからともなく集まった黒人の人達の霊歌が泣ける。。