がんびーの

パワー・オブ・ワンのがんびーののレビュー・感想・評価

パワー・オブ・ワン(1992年製作の映画)
4.0
隠れた名作。

多くの力が結束した時、一つの大きな力となる。

音楽が素晴らしかった。心地よい民族音楽が映画の世界に引き込んでくれる。

アパルトヘイト(人種隔離政策)の事について全く知らなかったので良い勉強になった。調べたところ、制度が撤廃されたのは1994年だったのだとか。割と最近でびっくり。今作が上映された時はまだ政策が続いてたのか…

若きモーガンフリーマンも見れて満足。色んな要素を含んだストーリー構成だったが、主軸となる人種差別はしっかりと残したままだった。テンポも良く気づけば時間が過ぎている系だった。主人公の周りの多くの人が亡くなっていったが、その死を無駄にすることなく逞しく生きる彼がかっこよい…。

南アフリカを舞台に人種差別に立ち向かう英国系白人少年の成長を描いた人間ドラマ。ボクシングや音楽、様々な人々との出会いを通して差別や偏見と対峙していく少年の姿が逞しく描かれている。「ロッキー」、「ベスト・キッド」のジョン・G・アヴィルドセンによる監督作品。

ぜひぜひ
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