久しぶりに。過去に観たときは気づいてなかった(忘れてた)ことがいくつか。テム・レイの「あれ」はアムロのせいだったのか。アムロ母が「こんな子に育てた覚えはないよ」と言ってて「育ててないじゃんか」と往時は思ったけど、そういう主観はなりたつんだな、とか、素敵な完璧お姉さんと思ってたマチルダさんが「素人が」と陰口叩いてたとか(笑)。
このポリフォニックな集団と、意図や理念と噛み合わない現実が富野ワールドの魅力。他の(どれとは言えないが)ガンダムの「作家が神視点で世界をコントロールし、結末も必然性しかない」ストーリーとは一線を画す。多くのアニメの映画化は「ダイジェスト版」に落ちるのだけど、ファーストガンダムだけは映画化がテレビを凌駕してる、と思っている。