鍋山和弥

機動戦士ガンダムの鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

機動戦士ガンダム(1981年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公『アムロ』の所属は、連邦軍。敵は、『ジオン軍』。この2つの、勢力を見てると、戦争に、正義など無いことが、よく分かる。連邦軍も、『ジオン軍』も、末端の兵士のことなど、考えてない。僕は、アムロの両親の、考え方が、好きだ。戦争を、終わらせるため、子供が、戦争に出ないように、新兵器、『ガンダム』を、開発した、『アムロ』の父と、敵軍兵士にすら、優しさを見せる、『アムロ』の母。このような価値観の者だけになれば、戦争など、起こらなかったかもしれない。『アムロ』の両親は、『アムロ』に、戦線に、出て欲しく無かったはずだ。戦争は、悲劇しか生まない。それを、人類は、知らなければならないはずだ。『アムロ』は、生き残るため、『ガンダム』に乗った。事態を見れば、それしか、生き残る道が、無かった感じじゃないが、『アムロ』の選択は、『ガンダム』に乗るだった。そして、戦場で、望まぬ戦いに、身を投じた。戦争時代は、キレイ事ではないのだ。連邦軍も、『ジオン軍』も、所詮、組織。耳を貸さなくて、いいはずだが、うまい政治が、国民を、動かす。みんな利用されてるだけだ。『アムロ』が、『ガンダム』に乗らずに済むなら、それが、一番いい。僕は、政治になど、興味は無い。『アムロ一家』もまた、戦争の被害者だろう。もちろん、『ホワイトベース』の、乗組員も、そうだ。連邦軍は、『ホワイトベース』の乗組員を、実験ぐらいにしか、考えてない感じがする。『アムロ』を始め、『ホワイトベース』の乗組員達に、同情する。立派なのは、『アムロ』の母が、一番、立派だ。早く戦争が、終わって欲しい。
鍋山和弥

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