義務教育の歴史の授業でこれ流したほうがいいレベルの反戦映画。ひたすら絶望で胸糞作品です。
ジョニーの絶望的な姿を作ったのは戦争。顔もない、腕も脚もない意志の疎通がとれない彼を実験という名目で生かし…
江戸川乱歩の短編「芋虫」の更に遥か上を行く生き地獄。第一次大戦に従軍し、四肢と顔を失い病院に運び込まれる主人公ジョニー。動くこと、見ること、聞くこと、話すこと。すべてのコミュニケーション能力を根こそ…
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生ける戦死者の言葉。
現在はモノクロで、過去や想像の世界はカラーで紡がれる。「悲しみよこんにちは」も過去が鮮やかで現在は色が失われた世界だったな。現在が悲しみに包まれているから。
ベッドに横たわ…
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反戦映画の中でも、これだけ戦争の代償として個人にもたらされた地獄を描いた作品は他にないのではないか。
堂々たる佇まいで行進する兵士に、旗を降って彼らを送り出す市民たち、激励の言葉を送る政治家の姿が映…
私の中でいちばんの反戦映画でありバッドエンド映画
第一次大戦で彼は視覚、嗅覚、聴覚、両腕、両脚を失ってしまう
首と頭を僅かに動かすことはできるが医師には反射と思われ意識があると認識されず、彼は今が…