腐女子…
ゾンビ女子のことではなかったのか！

あれ？ゲイの男の子に告白されちゃったよ？でも私は腐女子だから彼等の男同士の関係を応援するわ！
気になる女の子に告白したんだけど…あれ？何か勘違いされてる？
って話

久しぶりにイジメっ子とか悪いヤツが全く出てこない学園モノ観た気がするよ
爽やか爽やかレモン果汁を全身に浴びるように爽やか
マジレンジャーのブルー兼カクトウ便の角田社長こと甲斐さん可愛かったし面白かったよ！

腐女子の同級生に引っ掻き回されるイケメン2人組とか
突然ゲイをカミングアウトするマッチョとか
勇気を出してオタクの過去をさらけ出す女子とか
そして勘違いが止まらない腐女子ヒロインとか
でてくるキャラクターみんなが可愛らしくて愛おしい
まぁ、映画だからというのもあるだろうけどね

こんな出落ち感の半端無いストーリーのアイドル映画で2時間弱ダレることなく面白おかしく観せてくれただけで評価に値する思います！

とりあえず、オタク文化に疎くても男子たち目線で見れば全然面白かったし、
言うなれば僕もへっぽこ映画オタクなんで好きなモノに一直線な彼女たちは言わば同士なのです

本作の教訓、腐女子に恋したなら行く先は地獄道
でも阿部くんには負けずに頑張って欲しいなぁ

ゆるゆるな可愛らしいストーリーの中に妙な違和感を感じさせる演出が特徴的だった。
要所で聞こえてくる加工音とか粗いフィルムの映像は到底現実世界のものとは思えなくて恐ろしい。
謎に語呂が良い第3話のタイトルとか目を疑ってしまう。
キラキラしているものを物理的に輝かせる撮影。

［2023年　32本目］

近年、市民権を獲てきた腐女子。
アンダーグラウンドからかぱぁっと顔を出してきたサブカルチャーがほぼカルチャーへと進化してきていますが、腐女子2名と男子2名が織りなす、甘くて苦いマーマレードな青春ドラマ。

嫌味なところもなく、イラッとするところもなく、ただただ青春ムービー(設定がアブノーマル)という感じ。そっち系の人が見たらまた違う評価になりそうではありますが、至ってドノーマルな私から見たら青春ムービーです。

一般人と違うのは、気になる人がいたら「自分＋気になる人」で妄想するのではなく「気になる人＋他の気になる人」で妄想するところでしょうか。