生き生きとした純真さ溢れるトリスターナが、後半になるにつれて生気のない冷たい表情へ変化していく様が印象的で、後半になるにつれて主張は出来るようになっていくものの、悲劇は加速していく一方で胸が痛みまし…
>>続きを読む2023/8/16
舞台はフランス?いつ頃の時代だろう?
価値観が違いすぎて不思議なものがたりっぽく入ってくる。
まあ、西洋人にとって労働は苦役ってことは基本そういう考え方なんだろうけど。
若き日の…
曇天に包まれた世界
トリスターナにおける白い服とと黒い服の対比は顕著である。無垢で清純、神格的な姿を形作る白。彼女自身の自我、自由意志の黒、そして彼女の性的な要素を象ったブラウン。
映画の前半はト…
両親を亡くしたトリスターナは、ロペという老人の養子となる。新しく始まった生活は、ロペがトリスターナに性的な欲望を抱くようになったことをきっかけに徐々に壊れていく。はじめはロペに従うトリスターナが、…
>>続きを読む《束縛VSファムファタール、の果てのラストには唖然》
ブニュエルっていうとどこ行って映画撮ってもスキャンダル醸し(およそカトリック主義者に噛みつかれたりで)仕事しづらい人って印象だったので『ビリデ…
没落貴族ロペに養女トリスターナが手籠めにされるお話。トリスターナの年齢に無理があるような…。
独善を通り越して自家撞着の塊みたいなロペ。欲に赴くまま、コロコロと主義を変えているその姿を理解するなら…
時間の経過が不思議な感じがしたのは私だけなんだろうか…
映画内でも時間が進んでるはずなのに、アレ?巻き戻ってる?ってなった。
最初も最後も喪に服しているし、引っ越すし、冒頭のシーンと同じ場所で終わる…
終盤、トリスターナがなんでああなってしまうのかあまり理解できなかった。
足の切断という大きなターニングポイントはあれど、彼氏との不仲の過程もいまいち掴めない。
「中は暖かく、ありがたい」
というセリ…