Adele

三つ数えろのAdeleのレビュー・感想・評価

三つ数えろ(1946年製作の映画)
1.0
名作だし、評価も良いようですが、正直、自分はそこまで楽しめず、本作の良さがイマイチわからずに終わってしまいました

いや、良い点はたくさんあるんですよ
本格的ミステリーだし、作品の醸し出す雰囲気もとても良い
また、ハンフリー・ボガートとローレン・バコールは当時夫婦だったこともあり息ぴったり

ただ、展開が早すぎるように感じたし、登場人物が多すぎて混乱してしまった
この人は誰と何の関係があるんだっけ?と整理するのに時間がかかったし、理解しそうだと思った矢先に殺されたり…
単にわたしの頭の展開が悪すぎてついていけなかっただけかもしれませんが

結局、鑑賞後に作品のあらすじなどを読み、やっと理解したぐらいです

今作のボギーも渋くてかっこよかった!
身長の低さなんで全く感じさせない堂々とした佇まいと観客を一瞬で引き込む素晴らしい演技

ローレン・バコールも妖艶で悪女
絶対何かを知っていて何かを隠しているような雰囲気を醸し出していてよかった
男性と同等ではっきりとした物言いで決して媚びない
個人的にはローレン・バコールは好みではないし、そこまでの美女だとは思わないけど、今作の役にぴったりだと思いました

せっかくの名作なのに本作の良さをあまり理解できず、残念でしたが、興味のある方で未見の方にはぜひ、観ていただきたいと思います
Adele

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