ヤマナカ

三つ数えろのヤマナカのレビュー・感想・評価

三つ数えろ(1946年製作の映画)
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ローレン・バコールが「マルセル・プルーストのように」などという不思議な言い方をする(当然ボガート演ずるマーロウはプルーストを知らない)のは脚本に名を連ねるフォークナーのせいだろうか。

ガイガーのエセ古本屋を訪ねるときのボガートのグラサンを少し下げる仕草が印象的なカッコよさを醸すのだが、後に同じ古本屋を再訪したときにその仕草を繰り返すことで販売員の女性に自分が前に来たことがあるのだと知らせるところまでがシブい。
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