レイモンド・チャンドラーの小説の映画化。私立探偵フィリップ・マーロウ(ハンフリー・ボガード)の推理劇を描く。
台詞で説明される登場人物が多く、省略が多いわりに無駄なシーンも多いためよくわからなかった。自分の理解力不足かと思い調べてみたら、プロットが大変込み入っていることでも有名とのこと。
その割には評価が高いのが不思議。某サイトのレビューは”細かいことは抜きに雰囲気を堪能”など、何だか無理やり持ち上げてるものばかり。”複雑なのでメモを取りながら観るべき”なんてのもあったが、そんなのが名画と言えるのか?
※ハワード監督の前作「脱出」(1944)でも共演したハンフリー・ボガートとローレン・バコールが、本作の撮影直後に結婚。
※劇中にボガードが何度も”小柄だ”と言われていた。調べたら身長は173cm。