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三つ数えろのmichiのレビュー・感想・評価

三つ数えろ(1946年製作の映画)
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私立探偵が将軍に呼ばれ、娘に絡んだ脅迫の相談。頭がおかしそうな次女とツンツンして面倒くさい長女に、使用人が消えたとかきな臭い話が取り巻く。

雰囲気は大好きなタイプのノワールでしたが、話が難しすぎる!!!
次々出てくる怪しい人とその子分、会話で名前が先に出てくる時と本人登場の時があって、そしてそいつらが殺したり殺されたりするものだから何かが起こる度に訳が分からなくなってしまいました。
ちゃんと話が終えたら絶対面白いんだけど…と思いながらモヤモヤして観ました。人物相関図がほしいと何度思ったことか。

個人的にそんな好きではないボギーは、彼らしい渋ニヒルなおじさん役で違和感なく観られます。38歳の設定ですが、実際は45歳くらいだったみたい。そうだよね、さすがに30代ではないよね、となんだか安心…。
ミステリアスの鋭い目使いがローレン・バコールはカッコ良かった!
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