レイチェル

三つ数えろのレイチェルのレビュー・感想・評価

三つ数えろ(1946年製作の映画)
3.8
ロバート・アルトマン監督の『ロング・グッドバイ』で私立探偵フィリップ・マーロウ役のエリオット・グールドは飄々として常に冷静でクールだったが、本作のフィリップ・マーロウはハンフリー・ボガート様。超絶美しいローレン・バコール様と何回もキスシーンがあった。実際、ご夫妻だったのね。

有名タイトルの『三つ数えろ』とはどんな場面の台詞なのかと気になっていた作品。なかなか言わない。「20数えたら、叫べ」はあったけど、いつ言うのか…

大富豪の依頼で恐喝事件を捜査。美しい姉妹が巻き込まれた殺人事件。展開が早くてあっという間。最後の最後にタイトルを聞けて良かった。スッキリ。

それにしても、私立探偵って殺人事件の現場をやたらとあれこれ触ったり変えたり、今なら考えられないなと思う。隠蔽よね。
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